小さな願い、もしくは空も飛べるはず
早くも師走。
師走じゃなくても、あっという間の日々。
そんな慌ただしさをちょっと忘れさせてくれる二冊。
「二週間の休暇」 フジモトマサル
「星空放送局」 文・中村航 絵・宮尾和孝
たとえば、ふと見上げた夕暮れの空に輝く一番星。
気がつけば、心の中に輝いているささやかな光。
日々の忙しさで曇ってしまった窓を拭けば、暖かな陽射しがある。
小さな願いや大切な思いが、
ふとした時に、遠くまで届く魔法。
それを信じているから僕らは、
笑ったり、泣いたり、
出さない手紙を書いたり、
一生懸命、誰かのために走ったり、
歌を歌ったりするのだろう。
冬のしんとした夜におすすめです。
是非、ホットミルクと一緒にどうぞ。
by ageha-tokage
| 2007-12-03 08:16
いろと、かたちと、ことばと、おと
by あげはとかげ
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